神と私たちの契約調印式 (ルカ22章1-23節)
この杯は、あなたがたのために流すわたしの血で立てられる新しい契約である。
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実は今日の聖書の箇所はイエスが十字架につけられる前の夜に、弟子たちとなさった、いわゆる最後の晩餐の記事です。実はここで、イエスは聖餐式を制定されました。この十字架の前夜の出来事が元になって、教会は二千年の間、この聖餐を守ってきました。この聖餐においてイエスと信じる者たちの間に契約が結ばれた、まさにこれは契約調印式です。
T 新しい契約
古い契約とはエジプトから救い出されたイスラエルの民がシナイ山のふもとで、神と結んだ契約です。そこで、神は十戒を与え、民にこれらの戒めを守るようにと命じられました。守るなら生きる、それが古い契約の形式です。守るなら生きる。それは、それにまさる新しい契約を待ち望ませるものだったのです。
イエスは新しい契約を結ぼうと招かれます。神は戒めを守ることのできない私たち、罪深い私たちを救うために主イエスを送ってくださった、このお方を信じるなら生きるという契約だったのです。
U 契約のために
1 裂かれた体・・・主イエスは十字架の上でそのおからだを裂いてくださいました。ご自身のからだを私たちに与えてくださったのです。その肉体をもって私たちの罪に対する神ののろいと裁きを負ってくださったのです。
2 流された血 ・・・あの最初の契約の時には小羊の血が流されたように、新しい契約においても血が流されました。それは罪のゆるしのために必要なものであり、また契約が結ばれるために必要なものでした。きよい罪のない御子が命を与え、血を流してくださったのです。
V 私たちに求められていること
私たちに求められていることは何でしょうか。実は私たちの救いのために必要なことはみな神がすでにしてくださいました。私たちのすべきことは主イエスが私たちのためにしてくださったことを信じ、感謝して受け容れることです。
そして、主イエスを記念するために、私たちは聖餐を繰り返します。私たちをあがなうために死んでくださったお方を思い起こし、私たちがこの新しい契約の中に生かされていることを感謝するのです。主イエスは、神の国で過越が成就する時までとおっしゃいました。私たちの救いの完成の時まで、神が全く支配してくださる歴史の完成の時まで、私たちは主イエスを信じ、この聖餐を繰り返すのです。
(2008.4/6)