主の願っておられること
  
      (マタイ22章3440)

「心をつくし、精神をつくし、思いをつくして、主なるあなたの神を愛せよ」。これがいちばん大切な、第一のいましめである。第二もこれと同様である、「自分を愛するようにあなたの隣り人を愛せよ」  (マタイ22章 37〜39節)


 台湾は近代化されて豊かですが、社会の一部には底辺で生きる人々がいます。私はそういうホームレスの人々と一緒でした。活水泉という教会でホームレス、中毒依存症、障害者、やくざ、風俗で働く人たちを対称にして教会形成をされて頂きました。こういう人たちは非常に排他的で、かなり自己卑下しています。でも私はそこにいて、主はこの人たちが大好きだと、すごく感じ、また何とも言えない主のご臨在を感じました。 主は、ただこの人たちを愛して救うことがお出来になるだけでなく、救われた後にも何の役にも立たない、人間のくずだと思っている人たちを変えて、人を助け祝することが出来る者に変えて下さるお方であることを見せて頂きました。昨年11月に正式に活水泉の教会の責任を台湾人の伝道者に引き継ぎ、台湾人の手で続けられています。帰国の際、「21年台湾にいてどれだけ私を愛するようになりましたか」と、主が語りかけられ、自分の人生の振り返る時が与えられました。天に帰る時も同じ気持ちになるのでしょうが、何一つ持って行けないのです。最後に残るのは、神様と私との関係です。主と共に歩み、主を信頼して主を喜び楽しむ生活、主との関係を深めることが一番大切です。神様は「私はあなたを愛している」と私に語られました。それで十分でした。私も神様が大好きですと素直に受け止めました。

 8年前から地域の教会が集まって連合祈祷会を持つようになりました。神様はサーズ(伝染病)を用いて人々の心を開き、よい伝道の機会として下さいました。リバイバルをもたらす鍵は、個人や教会ではなく、その地域の為に一緒に心を合わせて祈ることです。主に従い、勇気を出して一歩を踏み出す時に御業が起こります。私たちがお互いを自分の隣人として愛し合っていくと、周りの人たちにも、必ず「この人たちは主の弟子、教会だ」と見えてきます。一番大切な戒めとして、私たちが神様の愛を一杯に受けて本気で、神様を愛するその愛をもって踏み出し、隣人を自分と同じように愛していく時に、神は世界中いろいろな所で、ご自身の御業を起こして下さるのです。

(2006.8/27