出て行って福音を宣べ伝える
  
      (マルコ16章14〜20節)

全世界に出て行って、すべての造られたものに福音を宣べ伝えよ。 (マルコ第16章15節


 戦前、中田重冶監督が世界宣教の幻を持って世界各地に宣教師を送りました。その中にブラジルがありました。物部先生は1925年に渡伯され、ブラジルでのホーリネス教会の働きが開始されました。物部先生は日本人がいると聞くと、何時間も歩いてその人を訪ね、苦しんでいる日本人を慰め励まし、福音を宣べ伝えていかれました。物部先生は大変無理をされて5年間で主の許に帰られたのですが、その尊い働きによって救われた人々のなかから献身者が起こされて働きが受け継がれて80年わたる宣教活動が行なわれてきました。戦前移住された方々は、80,90代で、伝道を急ぐ必要があります。

私は最初からブラジルに主にがあったわけではありません。マルコ4章35節の「向こう岸に渡ろう」の御言が与えられて主と共にわたることを受け止めされて頂き、任命を受けて、03年9月にブラジルに渡りました。日系社会は約150万人で、そのうちクリスチャンは3%。残りの人は、まことの神様を知らずに歩んでいます。日系社会に福音が必要です。大変な苦労されている方が多く、さらに向こう岸を目指して精一杯主を証ししていきたいと思います。

主は私たちを罪と死から救うために十字架に架かり死んで下さり、三日目に甦って下さいました。天に戻られる直前に「全世界に出て行きなさい」と宣教命令を与えられました。それは十字架と復活による救いと恵みを一人でも多くの人に伝えてほしいとの主の願い、求めです。

22節には私たちを励ます御言があります。主は弟子たちを出しっぱなしで送り出したのではなく、共に彼らと出で行かれて働いて下さったのです。肉眼では主を見ることは出来ませんけれども聖霊様を通して主が私たちと一緒にいて下さり、共に働いて下さり、出会いを体験することが出来ます。主は私たちを通して御言が確かであること、どの人も主の十字架と復活によって救われることを示して下さいます。私たちは世界のブラジル、そして皆さんは日本その中の東京を拠点にして世界宣教させて頂いています。共に祈り合い、支えあって大きな恵みを一人でも多くの人々に証ししていきましょう。それぞれの家族、地域、学校職場に私たちは遣わされています。主を信じて出て行き、福音を伝えましょう。

(2006.4/9  新谷聡一郎師