恐れを取り除く主の臨在
(詩篇23篇)
たといわたしは死の陰の谷を歩むとも、わざわいを恐れません。あなたがわたしと共におられるからです。 (詩篇23篇 4節)
1 わざわいをも
私たちは何でこんなことが起こるのだろうかというような日陰の暗い場所を通ることもあります。けれども私たちがどんな中を通ったとしても、それこそ、自ら災いを招いてしまうようなそんな時にも、神は私たちを見捨ててはおられません。あなたは呪われているんだ、神さまからも見捨てられているんだ、とみんなが口々に言ったとしても、知ってください。あなたは神さまから見捨てられていないのです。
ですから、この詩篇の記者は言います。
2 恐れません・・・あなたが共にいてくださるから
なぜこのお方が一緒にいてくださると、恐れなくて良いのでしょうか。
@魂を生き返らせてくださるから
このお方は私たちの魂がうなだれ、自分の弱さ罪深さのゆえに死んでしまっているような時にも、私たちの魂に命を与えてくださいます。命は神が私たちにくださったものです。私たちに命の息を吹き込んでくださった神だけが私たちをもう一度新しく生かすことができるのです。
A私を正しい道に導かれるから
たとい物事がなかなか思い通りにいかなくなかったとしても、このお方が見えていれば、このお方の御旨の中を歩んでいれば、大丈夫だ。私はやがて必ずゴールインすることができると詩篇の記者は神に信頼します。
Bそのむちと杖をもって慰めてくださるから
・・・むちとつえは、羊飼いがどれだけ羊のことを心配し、心にかけ、愛しておられるかというしるしなのです。ですからそのむちと杖を見る度に、私は慰められるのだとこの詩篇の記者はいうのです。
結論 あなたが共におられるから
実は1〜3節までは「主はわたしの牧者であって」というように、神に対して詩篇の記者は三人称で語っています。つまりこれは証しであり信仰告白です。けれどもこの4節からはあなたと言う言葉に代わっていきます。神と向き合うようにしてこの詩篇の記者は語るのです。この朝も神に呼びかけていただきたいのです。「あなたは私と共にいてくださる」。その時に私たちの心の中から恐れと不安が解け去っていくのです。
(2006.1/15)