共に働かれる主
(ローマ 8章 26〜28節)
神は、神を愛する者たち、すなわち、ご計画に従って召された者たちと共に働いて、万事を益となるようにして下さることを、わたしたちは知っている。 (ローマ書8章28節)
私たちはローマ書8章のこの御言によって何度となく励まされます。読む度に神の恵み深さを知り、聖霊なる神が私たちの思いを知って執り成して下さり、神が答えて下さり万事を益として下さることを知ります。行き詰る状況のある普段の生活、クリスチャンになってもしばしば感じる人生の中でも、神は私の人生のすべての事のうちに働いて万事を益として下さるのです。
オーストラリアで私が最初にしたことは、語学の学びでした。ここで日本人への伝道の使命を頂き、多くの出会いがありました。現地に永住された方が事故に合い、教会を訪ねて信仰を持ち集会を始めました。そのつながりで宗教従事者のビザの資格を取りました。今問題となっているニートと呼ばれる若者、日本で生活できず海外に出で暮らす人たちが増えています。海外で日本人伝道を担わせて頂いています。お祈り下さり、献げてくだされば、幸いです。
語学留学していた一人のサーファーが、薬物中毒になり、現地の人を滅多切りにして殺す事件が起こりました。私たちの近くに住んでおられるヘイマン宣教師が来て「この人を助けなければならない。伝道しましょう」と言われ、共に訪問し伝道を始めました。ヘイマン先生のご両親は、中国で宣教師をされていました。戦後、日本に進駐軍として来て、日本の復興のため働いていましたが、神からの「あなたは日本のために橋や道路を作って働いているが、そんなことで日本人の心が救われると思うか。救われるにはイエス・キリストを信じる以外にないではないか。これでいいのか」との迫りを聴いて献身され、再度日本に来て、30年間北海道で伝道されたのです。この方も獄中で信仰を持ち、救われました。
人生危機的状況の中で発せられる心のうめきを、祈りたくても祈れずに落ち込んでしまう痛みを神様は知っておられます。神を愛するとは、神を信頼して神と同じ思いを抱いている人です。神は私たちと共に働いて下さり、手を差し伸べて私たちの生涯にご介入して下さるのです。最悪のような事態をも転じて益とし、救いを与えて下さいます。このお方を心注ぎ出して信じて参りましょう。
(10/9 小林 献師)