損得ではなく
(ルカ14:12〜14)
しかし、あなたがたは、敵を愛し、人によくしてやり、また何も当てにしないで貸してやれ。そうすれば受ける報いは大きく、あなたがたはいと高き者の子となるであろう。 (ルカ6:35 )
ここでイエスが自分を招いた人に教えようとされたことはどんなことだったのでしょうか。
1 損得で人を選ぶな・・・どれだけ「得」かの計算を越えて生きる
パーティーにはそれにふさわしい人を選びます。あまりにも場違いな人は招かない。そこにあるのはあくまでも貸し借りの世界、損得の世界です。見返りを何も期待できない人は呼ばないのです。
けれども、イエスはそのような損得で人を見ることはありませんでした。イエスは招かれると地元の名士の家にも行かれましたが、同時に貧しい者、虐げられている人々、罪深い人たちに近づいて行かれました。イエスは損得で人を選ばれなかったのです。
2 損得で人を選べ・・・「損」をする決断をする
イエスは返礼ができない人を招くようにと教えられました。つまり自分が得をしない、もっと言うと自分が損をするような人との関わりを築いていくのです。これは神からの報いを計算に入れているからです。天において神からいただく報いがある。そして、そこまで計算に入れる時に、イエスを信じる、これほど得な生涯はありません。
けれどももう一つ忘れてはならないことがあります。神さまは損得で私たちを贖われたわけではありません。何のお返しもできない私たちを、神さまはあえて選ばれたのです。たとい私たちが何かをお返ししたとしても、どれだけ多くのものをささげたとしても、神がわたしたちに与えてくださったものと到底釣り合いはしません。
そしてまた私たちが主に仕えたとしても決してお返しにはなりません。それは神さまへの愛のしるしです。私たちは神に感謝し、神の愛を素直に受け入れ、そして喜びをもって主に仕える者でありたいと思います。そして損得ではなく私たちを愛して下さった主に仕える者として、永遠の世界を知っている者として、損得を越えて人を愛し、人に仕える者でありたいと思うのです。
(12/26)