その名は大能の神
(イザヤ9:1〜7)
ひとりのみどりごがわれわれのために生れた、ひとりの男の子がわれわれに与えられた。まつりごとはその肩にあり、その名は、「霊妙なる議士、大能の神、とこしえの父、平和の君」ととなえられる。 イザヤ9:6
イザヤは救い主として生まれる赤ちゃんの働き・性質を四つの名前で表しました。今回はこのお方は大能の神だというこの二つ目のお名前について学びたいと思います。
1.豊かなお方
この言葉を「裕福な」と訳すことがあります。神は実に豊かなお方です。「神はあなたがたのためにあらゆる恵みを豊かに与え、あなたがたを常にすべてのことに満ち足らせ、すべてのよい業に富ませる力のある方なのである」(Uコリント九8)。神の与えてくださる豊かさはポンと三億円というようなものではないかもしれません。イエス様が来られたとき、確かにイエスはこの地上では貧しい姿をとられました。けれどもイエスはいつも与えて、ご自身の周りにいる人たちをみんな豊かにして行かれたのです。このお方は「豊かなお方」だからです。
2.勇士なるお方
この「大能の」と訳される言葉は「勇士」とも訳される言葉です。「あなたの神、主はあなたのうちにいまし、勇士であって、勝利を与えられる」(ゼパニヤ三17)。悪魔がどんなに私たちを襲ってきても、怖がる必要はありません。大勇士である主が共にいてくださるからです。イエスはつるぎを持って人々を傷つけることはなさいませんでしたが、悪魔に打ち勝ち、またいろいろな試練の中にいる人々のそばに立って、恐れるな、とおっしゃいました。嵐を静め、病をいやし、悪魔を倒し、死でさえも自ら飛び込んでいって滅ぼしてくださったのです。
3.権力を持っておられるお方
この「大能の」と訳される言葉は「権力を持っている」とも訳されます。このお方はすべての権威をもっておられます。世を治めておられるのは今も主です。確かに人間の罪のゆえに、まるで神がおられないかのように思えるような無秩序があったりします。けれども今も、主が権威者であり、私たちが礼拝し、仕え、その声を聞き、従うべきなのは主なのです。
イザヤはあなたを救うために乗り出してこられる力あるお方は神ご自身だと言います。力ある神が私たちのために来てくださったのです。