ほかの種は良い地に落ちた。そしてはえて、育って、ますます実を結び、三十倍、六十倍、百倍にもなった。 (マルコ4章8節)
1.イエス様のたとえ
この種まきのたとえはイエスの語られた多くのたとえの中でも代表的なものです。イエスは多くのたとえをもって弟子たちや民衆を教えられました。「たとえ」には深い意味があり、わかりやすく、耳に入りやすく、印象に残るものです。このたとえは神の国の奥義を伝えています。たとえとは信じていない人にはわかりにくく、信じる心をもって聴く人は子どもであっても受け止めることができました。まさに見る目、聞く耳、何とか受け取りたいとの気持ち、理解し、信じたい気持ちがないとせっかくの御言が実を結んでいきません。
2.四種類の土地
「種まきは御言をまく」とあるように、ここでまかれているのは御言です。御言には命があります。ですから、多くの実を結ぶことができるのです。けれども御言が実を結んでいくためには、その御言をどう聞くかということがとても大切です。御言の聴き方にも四種類あるのだとイエスは教えられました。
@道ばた
御言を聞いても、先入観があって、御言を受け止めようとしません。ですから悪魔は御言をその人の心から持ち去ってしまいます。
A石地
すぐに、喜んで御言を受け入れます。しかし、表面は関心をもっていても、自我、内住の罪に妨げられて、実を結ばないのです。
Bいばら
岩はありません。御言を受け入れますが、世の惑わしに心奪われて実を結ぶことができません。
Cよい地
御言葉を聞いて悟り、耐え忍んで豊かな結実をもたらす人のことです。
3.自分はどのタイプか
私たちはどのタイプの聞き手でしょうか。これは不変不動ではありません。聞くタイプは変わりうるのです。自分で自分を造りかえることはできませんが、祈り求めるなら神様は変えて下さいます。生涯に豊かな実を結ぶようになります。聞くことのできるように変えて下さるように、聖化の信仰、希望に満ちた信仰生活をあきらめず、変えて下さいと祈り、求めましょう。