イエスは彼に言われた、「もしできれば、と言うのか。 信ずる者には、どんな事でもできる」。 その子の父親はすぐ叫んで言った、「信じます。不信仰なわたしを、お助けください」。 (ルカ9章23,24節)
1.悪霊にとりつかれた子ども
この子どもはてんかんのような症状を何度も繰り返し、水の中・火の中に入ろうとしました。
すぐに病気を悪霊に結びつけて考える必要はありませんが、悪の霊が人の内に入り、人を不幸にし、家族に混乱をもたらすことがあるということも覚えておきたいと思います。
2.子どもをとりまく不信仰
@群衆の不信仰・・・群衆はあくまでも傍観者であり、第三者としてこの子どもと父親を見ていました。
彼らは子どもが直っても直らなくてもかまわなかったのです。
A弟子たちの不信仰・・・父親に悪霊を追い出して欲しいと言われた弟子たちは、そのことを試したのですが、悪霊は出ていきません。
弟子たちは律法学者・群衆たちに取り囲まれて、どうにもならなくなっている。
問題は弟子たちが困惑し、「自分たちにはなぜできないのか」と悩んでいるところにあります。
もともと自分にはできないのです。
けれども神には出来ると言うことを信じて、主に求めていくことが大切なのです。
B父親の不信仰・・・けれども問題は弟子たち以上にこの父親でした。
この父親は弟子たちがだめだったら、イエス、イエスがだめだったらよそと、イエスが癒したもうお方だと信頼して来ると言うよりも、「もしできれば」と疑いをもってイエスに近づいています。
ある意味で私たちにもこのような不信仰との戦いがあります。
けれども、イエスはそのような「不信仰な私」を助けてくださるのです。
3.偉大な力をもったイエス
イエスはこの男の子から悪霊を追い出してくださいました。
イエスには本当に大きな力があります。
これは信仰と祈りによる力でした。
私たちの信仰の歩みはまさしくイエスの信仰とイエスの祈りに支えられているのです。
これこそが私たちを不信仰との戦いに勝利させる力なのです。
そしてここでもう一つ覚えたいことはイエスがこの奇跡の後でもまた十字架の予告をしておられることです。
悪の力から、罪から私たちを自由にするためにイエスは十字架に自らをささげてくださったのです。