2001年8月12日


まだ終わっていない
          ヨシュア13章1〜7節

あなたは年が進んで老いたが、取るべき地はなお多く残っている。  (ヨシュア1章8節)

 ヨシュアはイスラエルを率いて、おそらく10年から20年、カナンの地での戦いをしました。 そして、今日読んでいただきましたテキストの時には80歳から90歳になっていただろうと言われます。

1.年をとったヨシュア
 「あなたは年が進んで老いたが・・・」と神様はヨシュアに語りかけられました。 聖書は歳をとるということを決して悲しむべきこと、恥ずべきこと、できれば避けたいこと・・・としてはとらえていません。 歳をとるのはすばらしいことです。 それは神様が私たちに与えていてくださるすばらしい恵みであり、あわれみなのだと受け止めたいと思います。
神様はヨシュアにお前は老いたからもうダメだとはおっしゃいませんでした。 お前は老いた。 その老いを受け止めて行きなさい。 お前が歩んで行こうとするその老年のお前の人生にも私が備えている恵みはまだまだ豊かにあるのだとおっしゃるのです。

2.老いたヨシュアへの使命
 ヨシュアの生涯は苦労の連続でした。 若い頃はエジプトで奴隷として生活しました。 出エジプトのときにはすでに青年でしたが、モーセの従者として荒野を40年間旅しました。 そして年配になってから今度はリーダーとしてイスラエルの民を率いていきました。 激しい戦いの末、その地にいた偉大な三一人の王を滅ぼしました。
ある意味で歳を取ったヨシュアにはもう一段落かなあという思いがあったかもしれません。 けれども神がヨシュアに語られたのは「取るべき地がなお多く残っている」ということでした。
そこは「取るべき地」だ。 取ってもいい、取らなくてもいいというのではない。 取るべき地は「多い」。 私たちは案外、もうまあ、こんなもんでいいだろう。 ここらへんでやめておこうと戦いをやめてしまいます。
けれどもまだ取るべき地が多くある!これが全部ではない!神様の恵みは際限がありません。 私たちには余生はない。 神様が許して地上に置いてくださっている間は戦いは続いていく。 それは決して余りの人生ではありません。 クリスチャンとしては私たちは生涯現役で、主の戦いを戦っていくのです。

 

(8/12礼拝説教より)