1、永遠の大牧者
ヘブル人の手紙の記者はこの手紙を締めくくるにあたってもう一度読者に、「永遠の大牧者」なる方に信頼するように勧めている。
この永遠の大牧者こそ、私たちの救い主イエス・キリストである。
この方は私たちを愛し、人の子となり、私たちを救うために十字架の上で死んでくださった方である。
「良い羊飼いは羊のために命を捨てる」
またこの方は神によって死よりよみがえらされ、今も生きておられる方である。
今も私たちを守り、正しく導いてくださる。
この方はさらに神の御旨を私たちの生涯に実現してくださる方である。
「神の御旨」は神から私たちへの善意である。
神はその壮大な愛の御心、その大きなご計画の中に私たちをおいてくださる。
私たちを緑の牧場・憩いの汀に導いてくださる。
「みこころがなる」とは必ずしも楽しいこととは限らない。
けれども後になって私たちが振り返ってみるときに、ああ、やっぱり神様は真実な愛の方だったなあと受け止めることができるであろう。
そしてこの方はすべての良きもの---神の御旨を実現するために---を備えてくださる方である。
このお方に頼る者には「乏しい」ことはない。
2、立てられた中牧者
牧師は魂のために目をさまし、言い開きをする者として神に立てられている。だから
牧者が神の御旨と受け止めて語る言葉はしっかり聞いて従ってほしい。牧者の責任は大きい。だから祈ってほしい。
牧者はみなさんの祈りなしにはこの務めを全うすることはできないからである。
3、小牧者としての私
牧会は牧師にまかせきりというのではいけない。
神様は私たちそれぞれに賜物を与え、魂を委ねておられる。
私たちそれぞれが祈り、心を配り、声をかけるようにと願っておられるのである。
大牧者なる主に頼りつつ、委ねられた魂を愛する者として歩んでいこう。
(3/25礼拝説教より)