この詩編の作者は厳しい状況の中に置かれています。それは単に彼のことを悪く思う敵がいて、彼を追い詰めているということではなく、彼の罪が問題であったことをこの作者は知っています。もちろん、すべての困難が罪の結果なのではありません。しかし、この詩編の作者は、苦難の中で、自分の罪に向き合い、「私は罪を犯しました」と主に悔い改めの祈りをしています。
そういう意味では彼の置かれている状況は、彼の罪の結果だったのかもしれません。そのような中で彼のことを嘲り、さらに彼を追い込む人たちがいます。多くの場合、人は成功者にはすり寄ってきますが、様々な逆境の中に追い込まれている人に対しては冷たくなっていくものです。実際に親しい友にさえも、彼は見捨てられてしまいました。
この詩編の作者は、弱い人を思いやる幸いについて語ります。その弱い人もまた主が救い出し、守り支えてくださるからです。