詩編30編1~13節

あなたは私の嘆きを踊りに変え
私の粗布を解き、喜びを帯とされました。
それは、心の底からあなたをほめ歌い
口をつぐむことのないためです。(12~13)

 この詩編の作者は様々な困難の中を通りながら主をあがめています。この作者はこのように言います。「安らかな時には、自分は大丈夫だ、揺らぐことはない、とそのように思っていたし、言っていた。」しかし、まるで神がそばにおられないのではないか、主が目を閉ざし、顔を背けて、自分を見ていてくださらないのではないか、という中で、おじけたのでした。確かに実際に厳しい中に置かれるとやはり私たちはもろいものです。
 しかし、主はこの作者を救ってくださいました。作者は苦しみの中で嘆き、また苦しみ・悲しみの中で粗布を着て、主に叫びました。しかし主は、作者の嘆きを踊りに、粗布を喜びに変えてくださったのでした。そして、そのような救いを与えてくださった主を、心の底からほめ歌い、口をつぐむことがない、と作者は言います。私たちも神のすばらしい救いをいただきました。それは私たちがいつも、いつまでも主をほめたたえるためなのです。