この二五編もヘブル語のアルファベット詩になっています。22節までありますが、それぞれの節がヘブル語のアルファベット22文字から始まっています。
この詩編の作者は主を仰ぎ見、主に信頼しています。それは多くの祝福の中で、晴れやかな思いで、感謝のうちに主をあがめているということではないようです。この作者は「苦しみ」「苦悩」「苦難」「労苦」の中にいます。彼は自分の罪や過ちを覚えて圧倒されるような思いでいます。また作者には多くの敵がいて、作者を憎み、残忍な思いを向けています。そのような厳しい状況の中で、作者は神に「あなた」と呼びかけ、主を仰ぎ、主に信頼するのです。
信仰をもって歩むということはいつでも明るく、元気でいる、元気でいなければならない、ということではありません。孤独を感じることがあり、苦しいと叫ぶ日があります。正直にその嘆きを主に向けてよいのです。弱音を吐くこともあるでしょう。しかし、主にその思いを向ける時、主は答えてくださいます。