詩編16編1~11節

私は絶えず目の前に主を置く。
主が右におられ、私は揺らぐことがない。(8)

 この詩編の作者も決して楽な歩みをしていたのではないでしょう。作者は主の守りを必要としていましたし、主のもとに逃げ込まないとやっていけない現実がありました。しかし、この作者はそこに平安を得ました。外側に様々な戦いがあったとしても、主ご自身がこの作者の幸いでした。
 この作者は主をいつも自分の目の前に置きました。主を見つめながら歩んで行きました。いろいろな苦難や困難があり、また、自分を苦しめる人がいる時に、私たちは往々にして、その困難な事象や悪を行う人に目をとらわれます。しかし、他のものを見つめるのではなく、主を目の前に置き、主を見つめて歩むのです。その時に、私たちは揺らぐことがありません。主が右にいてくださって、私たちを支えてくださるからです。
 この詩編の作者は主を見つめて、喜びに満たされていきます。まさにこのお方の前には満ちあふれる喜びがあるからです。