この詩編の作者はとても厳しい状況の中に置かれています。彼は病み衰えています。そのような中で自分を苦しめる者がいます。彼は夜ごとに涙を流し、その寝床を涙でぬらしています。神から懲らしめられ、神の怒りと憤りの下に置かれているように感じています。まるで主がどこかに去ってしまわれたかのようです。作者は実際、死をも覚悟しています。
しかし、そのような苦しみの中で、この作者は「主よ」「主よ」「主よ」「主よ」「主よ」と震えるようにして、祈り叫びます。苦しみ・困難の中にあって、主にすがって正直に主の前に出ることはとても大切なことです。
そして、この詩編の記者は祈りの中で一つの確信に立たせていただきます。それは「主は私の泣く声をお聞きになった」という確信です。それは単に、主が私の言葉を聞き取っていてくださるというだけでなく、主がその願いを受け入れ、救ってくださるということなのです。