詩編1編1~6節

主の教えを喜びとし、その教えを昼も夜も唱える人。
その人は流れのほとりに植えられた木のよう。
時に適って実を結び、葉も枯れることがない。
その行いはすべて栄える。(2~3)

 今日から詩編を味わっていきます。詩編はいろいろな時代の様々な立場の人たちが祈った祈り、またささげた賛美を集めたものです。今のような形になったのはおそらくイスラエルの民がバビロン捕囚から帰還した後です。そして、最初と最後には編集者が詩編全体の緒言として一~二編を置き、全体の結論として一四六~一五〇編を置いたのでしょう。ですから、この第一編は詩編全体のイントロダクションと言えます。
 この詩編は「幸いな者」という言葉で始まります。「幸い」というのは「祝福されている」ということです。神によって祝福されている人生こそが幸せなのです。そして、神に祝福されている人とは、罪から離れ、御言葉(主の教え)を喜びとして、その御言葉と共に歩む人です。そのように生きる人は、どんなに厳しい状況の中に置かれた時でも、豊かに葉を繁らせ、実を結びます。神の言葉に根を張って生きているからです。