ヨブ記42章1~17節

私は耳であなたのことを聞いていました。
しかし今、私の目はあなたを見ました。(5)

 ヨブは神の語りかけを聞いて、神の御前にさらにへりくだって近づきます。自分は無知であって、自分の知っていることはあまりにもわずかにすぎません。そうであるのに、すべてのことを知り、大きなものも小さなものも、力あるものもそうでないものも、すべてを御心に留めていてくださり、すべてを知って治めておられるお方の前に、対決を挑むなど全く無謀なことでした。ヨブは神の前に悔い改めて、神に祈ります。
 ヨブにとって、神が語ってくださったということは何よりの慰めだったでしょう。そして神の語りかけを聞きながら、ヨブは「今、私の目はあなたを見ました」と告白します。実際に肉眼で神を見た訳ではありません。神との関係がさらに親しい、深い、新しいものにされたということをここでヨブは言うのです。
 ヨブは、神が語られた通りに、自分を責めた友人たちのためにとりなしの祈りをささげます。そして、神はヨブの繁栄を二倍にして返してくださったのでした。