ヨブ記35章1~16節

確かに、「あなたはそれを顧みられない」と
あなたは言っている。
しかし訴えは御前にある。
あなたはただ神を待つべきだ。(14)

 ヨブが正しいとしたら、正しいヨブが苦しむのは、神が公正でないのか、神が間違っているのか。確かにヨブはその時代の人々の中で正しく生きた人でした。ヨブのように神の御前に真実に生きる人はいなかったでしょう。ただだからと言って、そのような正しい人ヨブが厳しい苦難の中にいるのは神は正しくないと神を糾弾したり、また神のなさることが分からないと神を責めるとしたら、それは人が神の御前に取るべき態度ではないでしょう。
 神の御前に自分の分からないことを持ち出し、神に自らの訴えを聞いていただくこと自体は賢明なことです。しかし、神の御前に自分の訴えを持っていっても、神がすぐに答えをくださらないからと、神は聞いてくださらないと怒るのは正しいことではないでしょう。神は確かに聞いてくださいます。そして、神は私たちの訴えを聞き流されるお方ではありません。私たちは神に信頼して、待つべきなのです。