ヨブ記26章1~14節

見よ、これらは神の道の一端。
神について聞きうる言葉はなんと僅かなことか。
その力ある雷鳴を誰が悟りえようか。(14)

 ヨブはビルダドの言葉を聞いて答えます。力のない人を助けるということはとても難しいことです。知恵のない人に助言して正しく導くということもやさしいことではないでしょう。ビルダドが神について語るのを聞いて、ヨブもさすがにあきれたのかもしれません。一体、あなたは神の何を知っているのか・・・ヨブはビルダドに問い返すのです。正しさも清さも人に期待されない神とは一体どのような方なのか。
 ヨブは天地や海の大きさを語りますが、神はそれよりもずっと大きなお方です。すべてを創造し、今も支配しておられるお方なのです。そして、それすらも、大きな神の道のほんの一部にしかすぎません。人間が神について知っているとしてもそれはあまりにも神のわずかな部分を知っているにすぎないのです。
 ヨブはこのように語りつつ、やがて神が語り出されるその言葉を待ちます。ヨブのこの言葉はまさに神の答えにも通じるものでした。