ヨブ記23章1~17節

私は知りたい。
どうしたら、私はその方に会えるのか
御座にまで行けるのか。(3)

 ヨブはエリファズに対してまた答えます。ヨブの発言を見ていくと、苦しみと多くの災いの中に置かれる中で、また自分の友人たちに言われなく責められる中で、ヨブはさらに神に心を向けていく。そして、彼はその発する言葉の中で、救い主であるお方を待ち望むようにされていきます。その点は、ヨブの友人たちが自分たちの神観・人生観に縛られて、どんどん歪んだ方向に向かっていくのと対照的とも言えます。
 ヨブは神の御座の前に立って、神に問いかけたいと願います。ヨブの中には主はお答えくださるという信頼があます。そしてヨブはこのお方は「きっと、私を心に留めてくださる」と主を仰ぎます。もちろん、ヨブが信仰的な成熟した言葉だけを語っていたとは思いません。ヨブは神の前に自分の思いをそのまま申し上げます。その言葉は時に乱暴に聞こえるかもしれません。けれどもヨブは苦しみの中で主を仰ぎ、主の御前に留まり続けるのです。