ヨブの友人たちの発言、二巡目を締めくくるのはナアマ人ツォファルです。彼もヨブの発言に心いらだち、せき立てられるように語ります。ツォファルは自分の分別、昔からの知恵によって語ります。結論は同じです。悪しき者はたとい一時的に栄えたとしても瞬く間に滅んでしまう。神を敬わない者はたとい一時的に楽しく人生を謳歌しているように思えても、その楽しみはつかの間に過ぎないのだ、というのです。
要は、ヨブがこのようにとても厳しい苦しみの中にいるのは、彼が悪しき者であり、神を敬わない者であるからだというのです。そして、ヨブに対する非難はどんどん辛辣になっていきます。しかし、その言葉はヨブにとっては言われのないものでした。弱い人を虐げ、見捨て、彼らのものを奪い取っている。あなたの苦しみは神の激しい怒りであり、神の裁きなのだというのが、彼の発言の趣旨でしたが、ヨブには全く身に覚えのないものでした。