ヨブの言葉が続きます。「私の霊は破れ、私の日々は消え去る。私にあるのは墓ばかり」と語るヨブはまさに死の淵にいるように感じています。そして実際に深い苦しみの中で早く死にたいというのもまた正直なところだったでしょう。しかし、彼の苦しみをさらに深くしていたのは、人々の冷たい言葉でした。多くの場合、人は私たちがいろいろなところでうまくいっているときには、すり寄ってきますが、私たちがとても厳しい状況の中にいるときには案外、静かに去って行くものです。また、嘲笑し、また厳しい言葉を投げつけて私たちを挑発します。
そのような中で、ヨブは自分の側に立ってくれる人、自分の傍らにとどまって、自分の味方になってくれる人を求めるのです。そしてヨブはこの一連のやりとりを通して、主がヨブの味方になり、ヨブの側に立って、ヨブのことを保証してくれる方でいてくださることを見い出していくのです。