ヨブ記15章1~35節

人とは何者なのか。清くありえようか。
女から生まれた者が正しいというのか。
神はその聖なる者たちをも信頼せず
神の目には天も清くはない。(14~15)

 ヨブと友人たちの議論は二巡目に入ります。エリファズの議論は、ますます厳しいものになっています。ヨブの友人たちの考え方は基本的には変わっていません。罪を犯す者は裁きにあう。だからこれだけ大きな苦難の中に置かれているヨブはそれだけ大きな罪を犯している。だからヨブは悔い改めなければならない。そしてヨブが悔い改めるなら、主は赦し、回復を与えてくださる。
 ヨブの友人たちはヨブがそれだけ大きな罪を犯しているということを納得させなければなりませんでした。そして、ヨブが自分の罪を認めないと言って、彼らは言葉を荒げ、ヨブを脅迫するように、ヨブを糾弾するのです。「あなたは神への畏れを捨て、神の前で祈ることをやめている」と全く根拠のないことを語ります。そして人は、神の前に正しくも、清くもあり得ない、神はそもそもその聖なる者たちをも信頼しない、のだと言います。彼は自分が見たこと、観察したことを根拠に語るのですが、彼の結論は大きくズレていました。