ヨブ記11章1~20節

もし神が通りすがりに人を捕らえ、裁きの場に呼び集めるなら、誰がそれを阻むことができようか。
神は偽る者を知っておられ
不義を見て、気付かないことはない。(10~11)

 三人目ナアマ人ツォファルが口を開きます。ツォファルは、ヨブに対して、あなたはしゃべりすぎていると言います。ツォファルも、ヨブの苦しみに寄り添う気持ちはなくなってしまっています。
 神が人を捕らえ、その人を裁きの場に立たせられるとしたら、神の御前に正しくありえる人はいないし、神は必ずその人の偽りを暴かれるだろう、と彼は言います。ツォファルも他の二人と同じようにヨブに対して厳しく語ったり、またやさしく語ったりします。ただそこであるのは、ヨブがそのようにひどい災難の中に置かれているからには、ヨブは明らかに罪を犯しているのであり、それを神の御前に悔い改めなければならない。主の御前に罪を認め、悔い改めるなら、主はあなたを救い、安らかに眠らせてくださる。一見優しそうに見えるツォファルの言葉の中に、神さえも自分の意見を主張するために利用するそのような大きな危うさがあったのでした。