ヨブ記9章1~35節

我々の間には
我々二人の上に手を置く仲裁者がいない。(33)

 ヨブはビルダデの言葉を聞いてまた答えます。ヨブはビルダデが語るようなことは自分はみんな知っていると言います。神がいつも正しく、知恵があり、また力のあるお方であることは、ビルダデ以上にヨブはよく知っていたのです。ですから、今、このように大きな苦難の中にヨブが置かれていたとしても、神は正しいお方です。そして、神はもし、そのことを止めようとされたなら、災いは自分に臨まなかったはずです。神は確かに力のあるお方だからです。
 ですからヨブは言うのです。神は罪ある者を滅ぼすだけではない。正しい者も苦しみにあうことがある。自分が苦しむのは罪に対する罰だと言うなら、確かに神の前に自分は罪のない者とは言えない。しかし、この苦しみが罪の罰だなどあり得ない。そしてヨブは言います。自分には神と自分の間に立ってくれる仲裁者がいない。
 しかし、後に、神と私たちとの間に主イエスが仲裁者として立ってくださることになることを私たちは新約のメッセージとして知っているのです。