ヨブの言葉が続きます。どんなに苦痛があっても、その向こうに良き報いがあるのだったら、それを耐えることができるでしょう。しかし、ヨブが経験している苦しみは終わりも意味も見いだせないものです。
ヨブはエリファズの言葉に対して応答していました。しかし、途中からヨブの言葉は主に対して向けられるようになります。ヨブは神に「あなた」と呼びかけて主に語るのです。ヨブは厳しい苦悩の中にあります。普通であったら、苦しみを忘れることができるはずの夜の眠る時間さえも、ヨブにとっては苦しみの時で、夢の中でもうなされるように過ごしています。
ですから、ヨブは生きていることさえいといます。そして、神に対して、自分を放っておいてほしいと願います。神が自分に目をとめていてくださること自体もまた、ヨブにとっては苦しみでした。ヨブの苦しみ、それはまさに自分に心を向けてくださる主がおられるということを知っているがゆえの苦しみだったのです。