エリファズの言葉が続きます。ヨブ記を読んでいくとき、案外、ヨブの言葉はとても不信仰に響き、またヨブの友人たちの言葉が全うに聞こえたりします。ただ、ヨブ記を最後まで読んでいくと、ヨブの友人たちは「あなたがたは、私の僕ヨブのように確かなことを私に語らなかった」と言われています(四二7)。私たちはヨブの友人たちの言葉を、美しい聖句として誰かにプレゼントしたくなることがあるかもしれませんが、注意深くないといけません。
ここでエリファズは、ヨブに対して、あなたが苦しみにあうのはあなたが罪を犯したからなのだから、それを懲らしめとして受け、主に立ち帰るべきだ。そうしたら、神は何度でも赦し、また包み、癒してくださると言います。確かに彼の言葉には一面の真理があるでしょう。しかし、ヨブに対してはとてもトンチンカンなアドバイスになってしまいました。ヨブほど正しい人はいなかったからです。