テマン人エリファズがヨブの嘆きに答えます。ヨブ記においては、これからヨブと友人たちとのやりとりが続きます。エリファズはヨブが口を開いて発した嘆きの言葉を神の御前にとても不謹慎で、口にすべきではない言葉として聞いたのでした。ヨブが元気で繁栄の中にあった時には多くの人を励ましてきたではないか。それなのに、いざ自分に災いが臨んだ時にどうしてこのような無様な言葉を連ねるのか、と言うのです。
そしてエリファズは、災いが臨むのは、不義を行ったことに対する神の怒り、神の裁きなのだと語ります。エリファズの言葉によれば、祝福され、豊かに繁栄している人は正しい人であり、苦しみの中にある人は何らかの不義を行った結果としてそれを受け、一瞬にして滅んでしまう、ということになります。エリファズは幻の中でこのことを受けたと語り、ヨブを説得しようとしたのでした。