ヨブ記3章1~26節

なぜ、労苦する者に光を与え
魂の苦しむ者に命を与えるのか。(20)

 ヨブの三人の友人たちが、ヨブに臨んだ大きな災いについて聞いてヨブをいたわり慰めるためにやって来ました。テマン人エリファズ、シュア人ビルダド、ナアマ人ゾファルでした。彼らはヨブを見た時、あまりにひどい状況に声を上げて泣き、七日七夜、ヨブと一緒に座り込んでいたのでした。あとで振り返る時に、ヨブにとって一番の慰めはこの最初の七日間だったように思います。
 さてヨブは口を開きます。そして自分の生まれた日を呪うのでした。それは生まれなかったら、または生まれてもすぐに死んでいたらこのような苦しみを経験することがなかったからです。そしてヨブは、苦しみの中にあっても命が与えられ、生きていなければならないことを嘆くのです。ヨブの苦しみはあまりにも大きなものでした。そして、まさにそれは生きていない方がまし、死んだ方がましというほどのものでした。苦しみの中にいない時はなかなかこのようなヨブの叫びは理解できませんし、不謹慎に思えてしまうものでしょう。私たちはどこまで痛みの中にある人に寄り添うことができるでしょうか。