二日目の酒宴が開かれました。王はエステルに、「あなたが望むことは何でもかなえよう。あなたが願うのであれば国の半分でも与えよう」と語ります。王の気前の良さを示すと共に、王がどれだけエステルを愛し、また信頼していたかをよく示していると思います。
エステルは自分がユダヤ人であることを王にもまだ話していませんでした。また、王も大臣ハマンが出した勅令についてほとんど知らなかったのでしょう。エステルはここで自分がユダヤ人であることを隠して、また王から多くの良いものを得ることもできたでしょう。しかし、エステルが王に願ったのは、根絶やしにされようとしている自分の民の救いでした。
そして、必死で王に訴えかけるその言葉は王の心に届いたのです。ハマンが企んでいた悪だくみが公にされ、ハマンはモルデカイを処刑しようとして建てた高い柱に自分が掛けられることになってしまったのでした。