エステル記2章1~23節

王はどの女よりもエステルを愛し、エステルはどのおとめよりも王の好意と慈しみを得た。王は彼女の頭に王妃の冠を置き、ワシュティに代わって彼女を王妃とした。(17)

 酒の勢いでワシュティを怒らせ、勢いでワシュティを王妃の位から退けてしまったクセルクセス王は、落ち着いていった時に自分のした判断を後悔します。しかし、その時には自分が一度下した決定を取り消すことはできませんでした。酒や怒りにまかせて冷静さを失ってしまい、そのような中で大切な判断をしてしまうことは私たちに大きな損失をもたらします。
 王は王妃ワシュティの代わりに新しい王妃を選ぶことにします。そして国中から美しい女性たちが集められたのでした。そんな中でユダヤ人のエステルも王宮に召し集められます。エステルは両親を亡くし、いとこで王宮の門を守る仕事をしていたモルデカイに育てられていました。
 エステルは単に外見が美しかっただけでなく、すべての人に好意を持たれました。そして、驚くことにユダヤ人のエステルがクセルクセスの王妃に選ばれたのでした。