ネヘミヤはくじでエルサレムに住む人を決めていきます。それは希望者が多くて抽選にしなければならなかったということではなく、あまり城内に住みたいとは思わなかったからです。それは、城内がなおも荒廃していて、生活の基盤も整っていなかったこと、エルサレム周辺にすでにコミュニティーが形成されていたこと、エルサレムの城内が時に敵の目標にされやすかったということなどがあったでしょう。
ネヘミヤがそこに人々を住ませたのは、もう一度、エルサレムを都として栄えさせるためには、そこに住む人がどうしても必要だったからです。そして、くじに当たって、そこに住むことになった人だけではなく、自ら進んでそこに住もうと言う人たちもいました。そして、そういう決断をする人たちは、民から祝福されたのでした。自ら進んでそういう決断をした人、くじが当たって、ある意味、強いられるようにしてそこに住むことになった人、形はいろいろあったでしょう。いずれにしても、彼らは主の祝福にあずかっていきます。