ネヘミヤ記7章1~72節

また私は、私の兄弟のハナニと城塞の長ハナンヤにエルサレムを治めるよう命じた。ハナンヤは誠実な人物で、誰よりも神を畏れていたからである。(2)

 城壁が再建され、その町への出入り口には門が設置されます。そして、ネヘミヤは、エルサレムを治めることを、自分の兄弟ハナニと、城塞の長ハナンヤに託します。ネヘミヤがハナニにその仕事に当たらせたのは、単に彼が自分の弟だったからということではありません。彼は「誠実な人物で、、誰よりも神を畏れていたから」、そして、そもそも、最初にペルシアのスサにいたネヘミヤに、エルサレムの惨状を伝えたのは、このハナニでした。ずっとエルサレムにいるのではなく、スサに戻ることを期待されていたネヘミヤにとって、信頼できる人をエルサレムに置くということはとても重要なことだったのでしょう。
 ネヘミヤは、城壁の再建に続いて、エルサレムの城壁の中に住む人々を求めるためにも、帰還の民の名簿、系図を捜し出します。それは自分たちがどのような系譜の中で今いるのかを確認するためにも大切な作業でした。