ネヘミヤ記6章1~19節

城壁は五十二日かかって、エルルの月の二十五日に完成した。私たちのすべての敵がこれを聞いたとき、私たちの周りの異国の民は皆、恐れを抱き、大いに面目を失った。この工事が私たちの神によってなされたことを知ったからである。(15~16)

 城壁の再建工事をこころよく思わない人たちは、様々な形でネヘミヤに対しても罠をかけてきました。脅してきたり、またネヘミヤに対する悪い噂が立っていると言ったり、ネヘミヤがおびえて保身に走るように仕向けたりしました。また民の指導的な立場に立っている人たちや、ネヘミヤの側近と思われるような人たちにも働きかけてきました。買収されていた人たちもいましたし、また敵対者たちと姻戚関係を結んでいる人たちもいました。ネヘミヤはそのような様々な企みの中にあっても、それを見破り、正しい歩みを積み重ねました。それは個々の事例としっかり向き合うと言う以上に、場へミヤ自身の神と人の前における姿勢が彼を守り、また主が彼を支えてくださったのだと思います。城壁の再建は五十二日で完成します。ある意味、そんなに短期間でできることを今まで放置していたとも言えます。そして何より、その工事は神によってなされたのです。