ネヘミヤはペルシアの王宮で王のそば近く仕えていました。ネヘミヤは王の信頼がとても厚く、王の献酌官として働いていたのです。ただネヘミヤは自分の父祖の国であるイスラエル、その都エルサレムのことを忘れることはありませんでした。
ですから、エルサレムに住んでいた自分の兄弟が、何人かの人たちと、ペルシアの都スサにいたネヘミヤのところに来た時、ネヘミヤはエルサレムの様子をすぐに尋ねたのでした。それはエルサレムの都のことがネヘミヤにとってとても大きな関心事だったからです。
エルサレムの神殿はすでに再建されていました。しかし、兄弟ハナニたちが語ったのは、エルサレムの城壁がまだ崩されて廃墟のままであり、そこに住んでいる人たちが大きな恥辱の中にいるというとても厳しく、悲しい現実でした。ネヘミヤはそれを聞いた時、座り込んで泣きながら何日も断食をして主の御前に祈ったのでした。