エズラ記10章1~44節

そこで今、先祖の神である主に罪を告白し、主の御心を行いなさい。(11)

 エズラが泣きながら民の罪を主の御前に悔い改めていた時、人々がエズラのもとに集まってきました。そして人々は外国の女性との結婚を解消し、その女性と、その女性によって生まれた子どもたちを追い出すことを決めました。これは今も私たちの感覚から言うと、とても非人道的な決断に思えます。確かに律法は外国人との結婚を禁じていました。それは異国の宗教や文化が持ち込まれてしまうことを避けるためでもありました。実際には、イスラエルの歴史の中では外国人の女性との結婚がなかった訳ではありません。ダビデの先祖となったボアズはモアブの女性ルツと結婚しました。カナンの女性だった遊女ラハブもイスラエルの人と結婚し、イエスさまの系図に名前を連ねています。ただ彼らは、主なる神にすがる決断をした女性たちでした。エズラの時に、人々がこのような厳しい決断をしたのは、すでに異教の神々が再びイスラエルに入り込んでいたからです。ある意味、とても危機的なところに彼らは立っていたのです。