歴代誌下35章1~26節

しかし、ヨシヤは引き返すことなく、彼と戦うために変装して、神の口から出たネコの言葉を聞かなかった。(22)

 ヨシヤ王は祭司・レビ人たちを励まして、聖所の務めをさせ、また国を挙げて過越祭を祝います。過越祭は、主がかつてエジプトで奴隷であった自分たちの先祖たちを救い出してくださったことに感謝し、それを祝う時です。本来、その出エジプトの出来事こそがイスラエルの歴史とその歩みの原点でした。その意味では、イスラエルの民は長く、自分たちの原点を見失っていたと言うこともできるでしょう。
 ヨシヤ王がさらに歳を重ねて円熟していった三八歳の時です。エジプトの王ネコが、アッシリアの王と戦うために、海沿いの街道を進んでいくということがありました。ヨシヤ王は、そのエジプト王ネコに戦いを挑みます。ネコはヨシヤを止めようとするのですが、ヨシヤはとどまることができませんでした。ヨシヤ王はその戦わなくてもよい戦いで命を落としていきます。聖書は、神がネコの口を用いて語られたと言います。神が人の口を用いられることがあります。人の言葉にも謙虚に耳を傾けるお互いでありたいと思います。