歴代誌下10章1~19節

すると、彼らは次のように答えた。「もしあなたが、この民に優しくして好意を示し、利益になることを彼らに約束されるなら、彼らはいつまでもあなたの僕となるでしょう。」(7)

 ソロモンの治世は終わり、その子レハブアムが王となります。ソロモンの時代の多くの建築事業は、その繁栄に支えられていたのですが、同時に、国の民がある種の疲弊を感じていたことは想像に難くありません。民はレハブアムのところに来て、自分たちの負担を軽くしてほしいと願い出ます。
 レハブアムは家臣たちに意見を求めます。ソロモンの時代から仕えていた長老たちは、民に優しくして好意を示すようにと進言します。それに対して若い家臣たちは、民には厳しく答えるべきだと助言したのでした。レハブアムは若い家臣たちの言葉を採用して、民に厳しく答えます。そして、そのことによって、十部族はダビデ王朝から一線を引いて新しい王を立てることにしたのでした。
 レハブアムは自分を過信していたのでしょう。謙虚に、その治世をスタートした父ソロモンとは大きな違いでした。