ダビデには多くの妻がおり、また多くの子がいました。そして実際、ダビデの息子たちの間でも、自分が王位を継ごうという動きはいくつかあり、またそれぞれにダビデの重臣たちを味方につけての勢力争いがあったのですが、ダビデは主が愛されたソロモンを後継者に選びます。まさに主が選ばれた人をダビデも選んだのです。そして、ソロモンの治世が確立していきます。
神はソロモンに「願い事があれば、言いなさい」とおっしゃいます。ソロモンはいろいろな求めを申し上げることもできたでしょう。しかし、彼は神から託された王としての働きを全うするために、知恵と知識とを求めたのでした。列王記上の平行記事では、このことが夢の中でのやりとりだったことが記されています。夢の中でこのような返事ができたのは、まさにそれがソロモンの心の中にあった本心だったことを示していたでしょう。主は喜んでソロモンに知恵をくださったのでした。