歴代誌上29章1~30節

こうして民は、自分たちが自ら進んで献げた物を喜んだ。彼らは一心に、自ら進んで主に献げたからである。ダビデ王も大いに喜んだ。(9)

 ダビデは神殿の建築を神に止められ、自分の子ソロモンにその実現を託したのですが、同時に、全部ソロモンに丸投げしたということではありませんでした。神の御前に生きたダビデは、生ける大いなる神がどのようなお方かに思いを巡らし、その神に見合う神殿はどうあるべきかを考えながら、その設計図をソロモンに用意します。また、ダビデ自身も神殿建築のために多くの資材を集め、自らも多くのささげものをささげました。
 ダビデの姿を見ていた民の指導者たちは同じように多くのささげものを主の御前にささげ、また民たちも自分たちができる精一杯のささげものをしました。それは決して、強制され、しぶしぶ、仕方なくささげたものではなく、喜びをもって、自ら進んでささげられたささげものでした。ささげた本人も、またそれを見ていた王も喜びました。そしてそれはまさに主が喜んでくださるささげものだったのです。