ダビデがその地上の生涯を終えるというときに、ダビデはソロモンを自分の後継者として指名すると共に、レビ人たちに主に仕える働きを託していきます。レビ人はイスラエルの十二部族の一つでしたが、エジプトから救い出され、荒れ野を旅していく中で、主を礼拝する幕屋の務めを担うようにと、主を礼拝するための様々な働きを託されるようになります。ただ、荒れ野の旅を終え、幕屋に代わって、恒久的な神殿が建てられるようになる中で、レビ人たちの働きも変わっていきました。
レビ族の人たちの中でも特にモーセの兄アロンの子孫たちは祭司として、主を礼拝する時の最も聖なる部分を担うことになります。アロンの子孫が祭司になっていくという時に、私たちはある種の戸惑いを覚えます。アロンとその子孫たちは決していつも主の御前に誠実に歩んだとは言い切れないからです。しかし、主はアロンとその子孫を用いられました。宗教改革の柱の一つに「万人祭司」という考え方があります。私たちもまた主に祈り、仕え、祝福するようにと招かれているのです。