ダビデは王となった時、それまでイスラエルを苦しめてきたペリシテ、モアブ、アンモン、エドム、アマレクなど周辺の国々を打ち破り、従わせるようになります。ダビデは若い頃から戦いをしてきました。確かに多くの経験を積んできたのは確かでしょう。そしてイスラエルの民はダビデの戦士としての有能さに魅力を感じていたはずです。それまで多くの苦しみを周辺諸国との関係の中でも経験してきたからです。ただ、聖書は、ダビデがその勇敢さや知恵深さで周辺諸国を圧倒したとは言いません。「主がダビデに、行く先々で勝利を与えられた」と語ります。主が与えてくださる勝利をダビデは受け取っていったのです。主が勝利を与えてくださるというときにその勝利は確実です。
そしてダビデは、公正と正義を行いました。自分の利益のことばかり考えるということではなく、正義を行い、誰のためにも正しい裁きを行ったのです。まさにそれは主が王に求めておられたことでした。