歴代誌上13章1~14節

すると主の怒りがウザに対して燃え上がり、ウザが箱に手を伸ばしたということで、彼を打たれた。彼はその場で、神の前で死んだ。(10)

 ダビデは神の箱をキルヤト・エアリムからエルサレムに移す決断をします。神の箱はサウル王の前の時代に、ペリシテ人に持ち去られ、返還されてずっとキルヤト・エアリムにありました。サウルの時代には、神の箱は顧みられることなく、またレビ人たちや祭司たちもその働きを果たすことが十分にできませんでした。しかし、ダビデは自分の国を確立するにあたって、主がこの国の中心なのだということをはっきりと示そうとしたのでしょう。
 ただ、神の箱がずっとそのままにされていた中で、その箱をどのように扱うかが曖昧になり、またダビデもそのことを確認するのを怠って、新しい車を用意して、自分なりの神への敬意の払い方をあらわしたつもりだったのでしょう。しかし、ウザが箱に手を伸ばすに及んで、神の怒りが燃え上がり、ウザはそこで死んだのでした。私たちは神に対する畏れを失ってはいけません。ダビデにとっての大きな警告でもありました。