歴代誌上10章1~14節

サウルは主に対する背信の罪のために死んだ。彼は主の言葉を守らず、霊媒に伺いを立て、これに尋ねながらも、主に伺いを立てようとはしなかった。そのため主は彼の命を絶ち、王権をエッサイの子ダビデに渡された。(13~14)

 サウルはイスラエルの最初の王でした。王として生きるということに関してサウルには全く見本がなく、ただ、周辺諸国の王たちの生き方を参考にするしかなかったというのも事実だと思います。また、王のいる生活というものに慣れていく難しさは、イスラエルの民の側にもあったことでしょう。
 サウルは他の周辺諸国の王のように人々を自分に従わせ、権力の上にあぐらをかいて生きるということではなく、主に従い、仕え、また民のために生きることを求められていました。しかし、サウルは神に従うことをしませんでした。最後は不安の中で霊媒師に自分の進むべき道を尋ねることまでしました。
 サウルは自分の息子たちと共にペリシテ人との戦いの中で死にます。追い詰められて、自ら命を絶ったのでした。主に油注がれ、期待されて立てられた王の末路としてはとても残念に思います。最後まで、主に従う歩みをしていきたいと思います。