バビロン帝国の王ネブカドネツァルはエルサレムを包囲します。町の中では飢饉が厳しくなり、ついに都の一角が崩れ、ゼデキヤ王も戦士たちも密かに都から脱出します。この時、エルサレムにいた預言者エレミヤは王に降伏を勧めていたのですが、ゼデキヤ王はエレミヤに語られる主の言葉に従おうとはしませんでした。この時の状況を描いた哀歌の中には、母親が自分の子どもを食べるというようなことまで起こったことが記録されています。そして王も戦士たちも、町を見捨てるようにして逃げ出します。それは本来の王の取るべき責任ある姿ではありませんでした。追っ手が迫って来たとき、今度はゼデキヤを守るべき戦士たちも皆、ゼデキヤを離れて散っていきました。ゼデキヤ王は捕らえられ、バビロンに連れて行かれます。エルサレムの城壁は破壊され、王宮も神殿も火で焼かれてしまいます。すべて価値のあるものはバビロンに持って行かれ、ユダの民はバビロンに捕囚の民として連れて行かれたのでした。それはイスラエルの民が主に背き、仕えるべきお方を捨てて、他の神々に仕えるようになったからでした。