列王記下21章1~26節

だが人々はこれに聞き従わなかった。マナセが彼らを惑わせ、主がイスラエルの人々の前で滅ぼされた諸国民よりもさらに悪いことを行うようにしたからである。(9)

 マナセは十二歳で王になり、五五年間エルサレムで統治しました。五五年間という在位期間は、イスラエルのどの王よりも長い治世だったことを示しています。ただ、彼は周辺諸国の偶像をイスラエルに持ち込み、エルサレムの神殿にアシェラの偶像さえ持ち込みました。王がそのような姿勢でしたから、民も王にならうようになります。マナセは十二歳で王になりました。彼の周りによい支え手がいなかったのかもしれません。マナセの罪は後々、南王国ユダ滅亡の原因として覚えられていきます。
 マナセが十二歳で王になったということは、ヒゼキヤの涙の祈りに答えて主が加えてくださった十五年の中で生まれたということになります。ヒゼキヤは病を癒され、また使命を与えられて貴重な十五年を加えていただきました。ただ、この十五年間の中でふさわしい後継者を育てることができなかったことはとても残念なことです。南ユダ王国もまた坂を転げ落ちるように滅びに向かっていくのです。