列王記下16章1~20節

アハズは、アッシリアの王ティグラト・ピレセルに使いを送ってこう言った。「私はあなたの僕、あなたの子です。どうか上って来て、私に立ち向かうアラムの王の手とイスラエルの王の手から、私を救い出してください。」(7)

 アザルヤの子ヨタムの治世が終わり、南王国ユダではアハズが王となりました。彼は、アザルヤやヨタムとは異なり、主の目に適うことを行わず、北王国イスラエルの王たちの道に従い、異教の習慣を国の中に持ち込みました。
 この時代、小さな国が生き残るためには、アッシリアの傘の下に入るか、エジプトに服従するか、または小国同士が同盟を組んで大国に対抗するか、という三つの中から一つを選ぶ選択をしなければなりませんでした。そしてアラムの王レツィンや北イスラエルの王ペカは南王国のアハズ王に同盟を結ぶように迫ったのです。そのような中で、アハズはアッシリアの王に助けを求める選択をします。アッシリアはダマスコに攻め上って、アハズを助けます。それは政治的には正しい選択に見えたことでしょう。ただ主が願っておられたのは、第四の道、他の国々にすがるのではなく、主にすがって生きるという選択でした。