列王記下15章1~38節

その頃から、主はアラムの王レツィンとレマルヤの子ペカを、ユダに差し向けた。(37)

 ユダの王アマツヤが謀反によって殺害された後、その子アザルヤが王となります。アザルヤは別名ウジヤと言います。南王国ユダでは預言者イザヤが活躍を始める時期です。アザルヤは「主の目に適うことをことごとく行った」とあります。ただ王がそのような正しい道を歩んでも、民は高き所を離れませんでした。「高き所」というのは、イスラエルの先住民の時代から偶像の神々にいけにえをささげるために用いられていた場所で、エルサレムの神殿の他にそのような高い所を利用することがしばしば偶像礼拝や異教の習慣につながったのです。
 アザルヤは主に打たれ、闘病の末、亡くなります。アザルヤは、祭司しかしてはいけなかった宗教行為を自分が取り仕切ろうとしたのでした(このことは歴代志に記録されています)。
 アザルヤの死後、その子ヨタムが王となりますが、アラムや北イスラエルの王が南ユダ王国に迫ってきます。それは、南ユダ王国が主に頼って生きるかどうかのテストでもありました。