列王記下13章1~25節

さらに、エリシャが「矢を取りなさい」と言うと、王は矢を取った。エリシャがイスラエルの王に「地面を射なさい」と言うと、彼は三度射てやめてしまった。(18)

 北イスラエル王国では、イエフ、ヨアハズ、ヨアシュへと王の代が移っていきました。
 これまで、エリヤとオムリ王朝の関係は強い対立関係にありました。しかし、イエフ王朝とエリシャの関係はそれとは異なります。エリシャは王に対して厳しい言葉を語ることもありましたが、王の側も一方的に彼を責めたり、弾圧したりすることはありませんでした。そこには、ある程度の信頼関係、あるいは友好的とも言える関係が見られます。イエフがオムリ王朝を滅ぼし、バアル礼拝を廃止したことも関係の改善に大きな影響があったのでしょう。
 ヨアシュ王は、死の床にあったエリシャを見舞い、彼のために涙を流しました。そのときエリシャは、矢を取って地面を射るように命じます。ヨアシュは三度矢を射ってやめてしまいましたが、本当はもっと射るべきでした。続けること、途中で止めないことが大切な時があります。主の導きの中で取り組み続け、前に進ませていただきたいと思います。